風が吹けば…
金は天下の回りもの。
とはよく言ったものです。
ネットの普及により急速にグローバル化が進んできていますが、自分の暮らしを楽にするために支払ったお金が、回り回って他国のテロや紛争に利用されていると思っている人は少ないのではないでしょうか。
実際、日本や他国がアフリカや中東の開発・援助・資源獲得の為に費やした多額の資金はテロ組織や紛争の為に利用され、末端の人々が潤っている訳ではないのだそうです。
私達が資金を投入すれば投入するほど組織が大きくなり、組織を制圧しようとすればするほど世界に組織が広がっていくという悪循環に陥っているのだと聞きました。
中東の問題は日本ではほとんど取り上げられることなく、表面に出てくる情報は米国等から情報規制されたものばかりで真実が伝わっていない、と現地をよく知る人はいいます。
おそらく日本人の大半の人がパレスチナ人やクルド人って何?という状態かと。
そういう自分も2年前に、
のお話を伺うまでは中東についてほとんど知識がありませんでしたし、苦手な分野でした。
イスラエルに作られている分離壁は今や1000kmに迫る勢いで拡大しており、ベルリンの壁(約155km)の比ではないこと等を、もはや遠い他国のことだと思っていてはいけない時代が来ているのではないでしょうか。
世界中の人が幸福になる為には、皆が私利私欲をなくさないとなりたたないのかもしれません。せめて自分達の豊かな暮らしの裏で犠牲になっている人達がいることを忘れずに生活できたらと思っています。
中東のニュースは下記が良質な情報源だそうです。
興味ある方はチェックしてみてください。
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